ブログ:診断メニューについて/FAQなど
赤み・色ムラを整えるなら、グリーン&イエローが頼れる味方
── 「隠す」より「整える」で肌印象を底上げ
鏡を見て「なんか肌が落ち着かないな」と感じる日。
それは、赤みや色ムラ、くすみが原因かもしれません。
ファンデーションで隠そうとすると厚塗り感が出やすい。
そんなときこそ、下地の“色”でコントロールするのが大人の肌づくりのコツです。
グリーン下地:赤みをやわらげて、すっきり落ち着いた印象に
頬や小鼻のまわり、あご先など、血管の赤みやマスク荒れのあとが気になる方におすすめ。
グリーン下地は、赤みをナチュラルに中和して、すっきり澄んだ肌印象に整えます。
ただし、注意したいのは「塗りすぎ」。
全顔に広げると血色が消えて青白く見えることも。
👉 頬の中央を避けて、赤みの強い部分にだけポイント使いが正解。
透明感を残しつつ、穏やかに赤みを抑えられます。
イエロー下地:色ムラ・くすみを自然に整える万能カラー
30代・40代になると、
「目の下のくま」や「口まわりのくすみ」「色ムラ」が気になりがち。
イエロー下地は、肌全体を均一でなめらかに見せる効果があります。
そして赤みも柔らかに抑えてくれる働きもあります。
特におすすめなのは、
目の下のくま
口まわり
フェイスラインの影
など、トーンの落ちやすい部分。
また鼻の周りのほのかな赤みがある部分。
ファンデーションを厚く重ねるより、イエロー下地で整えておくほうが自然で軽やかに仕上がります。
大人肌の“整えるベースメイク”3つのコツ
1️⃣ 気になる部分にピンポイントで使う
→ 全顔に塗らず、赤み・くすみ部分を見極めて。
2️⃣ 重ねる前に“手の甲でワンクッション”
→ 濃くつきすぎを防ぎ、ムラになりにくく。
3️⃣ ファンデーションは薄く仕上げる
→ 下地で整えると、ファンデは“仕上げ”程度で十分。
まとめ:「隠す」から「整える」へ
若いころは、肌トラブルを“隠す”メイクでも違和感がなかった。
でも今は、カバーよりも“整える”ほうが、肌が自然にきれいに見えます。
グリーンやイエローの下地は、まさにそのための道具。
“隠すメイク”を卒業して、“整えるメイク”に変えるだけで、
肌の印象はぐっと軽やかになります。
3回シリーズを終えて
「ブルーで透明感を」「ピンクで血色を」「グリーン・イエローで整える」
下地の色を意識して選ぶと、ファンデーションを変えなくても印象は変わります。
「最近、ファンデがしっくりこない」と感じたら、
次に見直すべきは“下地の色”。
メイクレッスンでは、肌の悩みやなりたい印象に合わせて、
最適なコントロールカラーの使い方もお伝えしています。
🌸顔色が悪く見える日は、“血色カラー下地”でリセットを ピンク&アプリコット
「寝不足でもないのに、顔が疲れて見える」
「ファンデーションを塗ると余計に顔色が沈む気がする」
そんな日は、血色感のサインが肌から抜けているサインです。
30代・40代の肌は血流が落ちやすく、透明感よりも“血色のなさ”が気になりやすくなります。
そこでおすすめなのが、ピンクやアプリコットのコントロールカラー。
“足りない血色”を自然に補って、肌の印象をふんわり温かく整えます。
ピンク下地:やわらかく華を添える“優しげトーン”
ピンクの下地は、肌にふんわりとした明るさと血色感を与えます。
特におすすめなのは、
血色がない・青白く見える日
冬場や体調によって顔がくすむとき
ただし、大人世代に大切なのは「甘さよりも温かみ」。
青みの強いピンクは浮いてしまうこともあるので、“少しコーラル寄り”のピンクを選ぶと肌になじみやすくなります。
アプリコット下地:自然な血色で“健康的”に見せる
アプリコット(オレンジ寄りピンク)は、特にイエベ肌さんにおすすめ。
黄みをほどよく残しつつ、くすみを飛ばしてくれる万能カラーです。
頬の高い位置
あご先や小鼻の横
など、血色が欲しい部分にだけ重ねると、**“自然に元気そうな肌”**に見えます。
ナチュラルで明るい印象に仕上げたい方には、断然アプリコットが◎です。
“血色下地”を大人肌に使うときのポイント
若いころのように、顔全体を明るく見せようとすると
「のっぺり・厚塗り・子どもっぽい」印象に見えることも。
大人世代は、
顔の中央(頬・目の下・鼻筋)を中心に軽くのせる
ファンデは薄く重ねる
この2ステップで、自然な明るさを出すのがポイントです。
ファンデーションを変えるより、
下地の“色”を変えると、印象も変わります。
まとめ:「血色感=若さ」ではなく「安心感」
大人の肌に必要なのは、“元気そう”よりも“穏やかで安心感のある血色”。
ピンクやアプリコットの下地は、まさにそのためのツール。
「今日の私、疲れて見えるかも?」と思ったら、
ファンデーションより先に、下地の“色”を見直してみてください。
💄次回予告
第3回は「グリーン&イエローで赤み・色ムラを整える」。
ナチュラルで均一な肌印象をつくるコツをお届けします。
今の肌を明るく整える。ブルー&ラベンダー下地で叶える透明感
「ファンデーションを塗っても、なんだか顔色がパッとしない」
「夕方になると、肌がくすんで見える」
30代・40代になると、こうした**“なんとなくの疲れ顔”を感じる瞬間が増えてきます。
それは、肌の水分量や血流、そして日々のストレスなどによって黄ぐすみやくすみ**が出やすくなるから。
そんなときに味方になってくれるのが、ブルーとラベンダーのコントロールカラーです。
ブルー下地:黄ぐすみを抑えて、澄んだ透明感をプラス
ブルーは、肌に残る黄ぐすみを自然に打ち消してくれる色。
「肌が明るく見えない」「ファンデの色が浮く」などの悩みがある方におすすめです。
ただし、顔全体に塗ると白っぽくなりやすいので、くすみが気になる部分だけに使うのがコツ。
おすすめの使い方は、
頬の中央〜目の下の“くすみゾーン”
おでこの中心
に、指で薄くトントンとなじませるだけ。
これだけで、顔全体がふっと明るく、軽やかな印象に整います。
キーワードは「明るくする」より「やわらかく澄ませる」。
白浮きではなく、自然な透明感を引き出すのがポイントです。
ラベンダー下地:くすみも血色のなさも同時に整える美肌カラー
「肌がくすむけれど、ブルーだと血色が消えてしまう…」
そんな方にはラベンダーがおすすめ。
ラベンダーは、ブルーの透明感とピンクの血色感を合わせ持つ色。
そのため、くすみと血色のなさをどちらも自然に補正してくれます。
特におすすめの使い方は、
顔全体に薄くのばしてトーンアップ
(イエローベースの方は白浮きする可能性があるので少量ずつ試して)
少しだけツヤ感のあるタイプを選ぶと、光がやわらかく反射して、“素肌がきれいな人”の印象をつくれます。
🪞大人の肌に「コントロールカラー」を取り入れるコツ
30代以降の肌は、若い頃のように“均一に明るく”ではなく、
部分的な色ムラや影を整えることが大切。
そのためには、コントロールカラーを顔全体ではなく、必要なところに必要な色を使う意識がポイントです。
ブルーもラベンダーも、厚塗りより「薄く・狭く・重ねない」が鉄則。
ファンデの前にうっすら仕込むだけで、自然な透明感が戻ります。
💡まとめ:「白く見せる」ではなく「今の肌を整える」
コントロールカラーの目的は、“隠す”ではなく、“整える”。
年齢を重ねた肌にこそ、色の力が自然に寄り添ってくれます。
ファンデーションを重ねても消えないくすみは、
下地の「色」で解決できることが多いんです。
ブルーやラベンダーは、「今の肌をやさしく照らす光の色」。
明るくしすぎず、“あなたの肌本来のやわらかさ”を引き出すためのツールとして取り入れてみてください。
🩵次回予告
第2回は「ピンクのコントロールカラーで叶える、やわらか血色感」について。
疲れて見える日でも、“優しく見える肌”をつくるコツをお届けします。
ピンクのアイシャドウで目が腫れぼったく見える理由と解決策
秋冬のメイクでピンクのアイシャドウを試したけど、「目が腫れぼったく見える…」と悩む声、実はとても多いんです。
パーソナルカラー診断の視点から、原因と解決策を丁寧にご説明します。あなたも「似合うピンク」を見つけて、秋冬の目元を輝かせましょう。
なぜ腫れぼったく見える?主な3つの原因
ピンクのアイシャドウは可愛らしさを演出しますが、肌や目の形に合わないと逆効果に。
以下が主な理由です。
1. **パーソナルカラーが合っていない(ブルーベース vs イエローベース)**
**原因**: ブルーベース(サマー・ウィンター)の肌に、イエローベース寄りの「暖かみのあるピンク」(コーラルピンクなど)を使うと、肌と色のコントラストが強くなり、赤みが目立ち腫れぼったく見える。逆にイエローベース(スプリング・オータム)に寒色寄りの「青みピンク」(ラベンダーピンクなど)を使うと、くすんで見えることも。
例: サマータイプの方が「ピーチピンク」を使うと、目元が赤く浮いてしまう。
2. **質感や濃さが目元に負担をかける**
**原因**: マットなピンクや濃い発色のものは、目の腫れぼったさを強調。特に二重幅が狭い方やまぶたに厚みがある方は、光を反射しないマット質感で影ができやすい。パールでも、大きすぎるラメは逆に目立つ。
- **例**: 濃いローズピンクをまぶた全体に塗ると、重たく見える。
3. **目の形や顔タイプとの相性**
**原因**: 顔タイプ診断で「キュート」や「フェミニン」タイプはピンクが似合いやすいですが、「クール」や「エレガント」タイプはピンクが甘すぎることも。骨格診断で「ウェーブ」タイプは柔らかい印象が強いので、濃いピンクはバランスを崩すことも。
解決策:似合うピンクを見つける3ステップ
1. **パーソナルカラー診断で「ベース」を確認**
- **スプリング**: 暖かみのある「ピーチピンク」「コーラルピンク」がおすすめ。パール質感で透明感を。
- **サマー**: 青みのある「ラベンダーピンク」「ベビーピンク」。マット+細かいパールで上品に。
- **オータム**: 深みのある「モーヴピンク」「テラコッタピンク」。マットで落ち着きを。
- **ウィンター**: 鮮やかな「フューシャピンク」「ローズピンク」。パールで華やかに。
- **サロンでの診断**: 布当てで肌の反応をチェック。
2. **質感と塗り方で調整**
- **おすすめ**: 細かいパールやシアーな発色のピンクを選ぶ。まぶたの中央に薄く乗せ、グラデーションでぼかす。
- **NG回避**: 濃いピンクは二重幅より狭く。アイライナーで引き締めると、腫れぼったさが軽減。
- **メイクレッスン**: サロンで「診断や求めるイメージに合うピンクメイク」を実践指導。
3. **顔タイプ・骨格に合わせてカスタム**
- **キュートタイプ**: ピンクをアイホール全体は目の下にも。
- **クールタイプ**: ピンク+グレーで引き締め。
- **ウェーブ骨格**: ピンク+ベージュで柔らかく。
- **トータル診断**: 3診断セットで、ピンクの使い方をカスタム。
#### 実際の変化例(お客様の声)
- **ビフォー**: 「ピンクを塗ると目が腫れぼったい…」
- **アフター(サマー診断後)**: 「青みピンクのシアータイプに変えたら、全然腫れぼったくない。びっくりです」(30代)
あなたも「似合うピンク」を福岡薬院のサロンで
ピンクのアイシャドウは、ただの色ではなく「自分らしい美」を引き出すパートナー。
パーソナルカラー診断、顔タイプ診断、シルエット診断、メイクレッスンをセットで
秋冬のメイクをアップデートしてみませんか?
“なんか合わない”と思ったら、それはあなたの感覚が上がった証拠 ── 診断後に訪れる“次のステージ”とは
服の色やシルエットが整ってきたら、
朝鏡を見たときに「なんか前よりいいかも」と感じる瞬間が増えていませんか?
そして服が整ってきたのに、
「なんか、前と同じメイクがしっくりこない」
そう思う瞬間があったら、それは感覚が磨かれてきたサイン。
服の印象が変わると、顔まわりのバランスも自然と変化します。
“似合う”の軸が見えてきた今こそ、メイクを少し更新してあげると、
全体がぐっと調和して見えるんです。これは、“足りない”ではなく“整ってきたから見えてくるステップ”です。
せっかく診断で自分の軸がわかったなら、
メイクをほんの少しアップデートするだけで、
全体の完成度がぐっと上がります。
メイクを見直すときのポイント3つ
① トーンをそろえる
パーソナルカラーで似合うトーンを服で取り入れたら、
メイクの色も同じトーンで合わせると統一感が生まれます。
たとえば、サマータイプの方なら
淡いローズ系チークやくすみのないピンクベージュリップが◎。
服と顔の印象が自然につながり、“調和のとれたあか抜け感”に。
② 質感を合わせる
服の素材感とメイクの質感を合わせると、
全体の印象がぐっとまとまります。
たとえば、柔らかいニットの日はツヤ感のあるベースメイクを。
マット素材のジャケットなら、
眉やリップを少し引き締めて質感のバランスを取ると◎。
③ “似合う”の上に“好き”を少しだけ
診断結果は、あなたらしさを引き出すためのガイドライン。
そこに“好き”の要素をほんの少し混ぜると、
無理のない、自分らしいメイクが完成します。
たとえば、
クールタイプだけど柔らかい印象を出したいなら、
眉を少しアーチにしたり、リップを透け感のある質感に。
“似合う”メイクの更新は、若く見せるためではなく、
「今の自分を一番きれいに見せるための底上げ」です。
診断で自分の軸を知り、
そこに少しだけ“好き”のスパイスを混ぜることで、
自然で心地よい自分らしさが生まれます。
💄 エルキアーラのメイクレッスンでは
診断結果をベースに、あなたの「今の顔立ち」と「なりたい印象」に合わせて、
色・質感・バランスの取り方をお伝えしています。
似合う服に合わせてメイクも整えると、
朝の支度がどんどんスムーズに、そしてちょっと楽しくなるはずです。